「あじさい」は神戸市民の花て、知っとぉ?

1970年に神戸市民からアンケートを募って「あじさい」を市民の花と決めました。「あじさい」と言えば六甲山を連想する神戸猫のPochi(ポチ)とMontblanc(モンブラン)は、六甲山系にある「森林植物園」の「あじさい」を見に行きます。

6月5日の「あじさい坂」の開花は少なかったですね。6月中頃から7月中頃が良いでしょうね。
神戸市バスの「中山手3丁目」停留所は何カ所かあるけれど、山手幹線の神戸税務署前にあるバス停は森林植物園前ゆきの25系統専用になってるんやね。
ほんまや。運行期間が4月 1日 から 11月 26日 までで、土・日・祝だけの運行で、平日は運行してないんやね。
次は「ビーナスブリッジ」に停まるけど、時刻表が小さいな。
再度ドライブウェイにある「ビーナスブリッジ」やね。
再度ドライブウェイは1935年に開通してる古いドライブウェイなんやで。
再度ドライブウェイは殆どが森の中を通るんやけど、ビーナスブリッジを過ぎたところで、ちょっとだけ見晴らしのきく所があるから見逃さんようにせんとなぁ。
森林植物園には1時間弱で着いたけど、ほんまに森の中やね。森林展示館に寄ってから、どこへ行くか決めましょか。
うわ~、でっかいな!森林展示館にこんなんがあるんや。
ほんまやな。説明を見ると、この木はジャイアントセコイアで、1981年の「ポートピア’81」でアメリカのカリフォルニア州から運んできて展示され、閉幕した後はここで展示されてるんやて。
直径が5.4m、重さが約17トン、樹齢が2000年となってるね。すごいな。
世界で一番大きな木はアメリカにあるセコイアメスギで高さが116.07mで神戸ポートタワーの108mより高いんや。
6月の森林植物園は、やっぱり紫陽花やから、「あじさい坂」を歩こか。
咲いてるけれど、まだまだこれからという感じですね。
ここへ来る前に森林植物園のサイトで見ごろを調べたら、時期的に少し早いかなとは思ってたんやけど、植物園全体で約5万株のアジサイがあるから何かしら見れるやろと思って来たんやで。
六甲山は花崗岩で出来てて、花崗岩の土壌水分は酸性やから、六甲山の紫陽花は、六甲ブルーと言われる鮮やかな青色になるんやて。
「あじさい園」に森林植物園で生まれた品種のマヤベニガク(摩耶紅額)があるけれど、まだつぼみやね。
2002年から女優の真野響子さんが名誉園長を務めてはるんやね。
紫陽花の見ごろになる6月10日(土)から7月17日(月・祝)まで「森の中のあじさい散策」というイベントがあるから、梅雨空でも紫陽花を楽しめるね。
明治時代、六甲山のほとんどがハゲ山やったから、治山治水のために植林をした結果、今のような姿になったんやね。森林植物園は、市街地から近い六甲山に、生きている植物の姿を森林として見ることができる、総面積142.6haの広い植物園ですよね。
そやね、青紅葉がきれいやけど、秋には園内で38種約3千本の紅葉が見れるから、これも楽しみやね。
雲が増えてきたな。雨具を持ってきてないので、降られたら厄介やから帰り支度しよか。
「あじさい坂」のつぼみの紫陽花が傘のように見えるな、と思ってたら、こちらは紫陽花柄の傘やけど「紫陽花の傘 フォトコンテスト」をやってるね。
そういうたら、コンテストには関係なく森林植物園では写真を撮ってる人がたくさんいてはったな。
近所の紫陽花は、1週間ですっかり見ごろになってるね。森林植物園もあと1週間も経てば見ごろの紫陽花が増えてるやろね。
ちょっと気が早いけれど、夏を無事に過ごせるように「水無月」を頂こか。