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シニアのモンブランは、お腹をストレッチして金星台までのぼるのだ。
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シニアのモンブランは、お腹をストレッチして金星台までのぼるのだ。
サッカーボールを使って、お腹をストレッチするねん。
何でお腹をストレッチするのん?
毎日少しずつでも緊張や疲労が溜まってくると、お腹が硬くなってきて、体調を崩しやすくなってくるんやで。そやから、できるだけ硬くならんように、ボールをお腹に当ててストレッチしとくねん。
サッカーボールやないとあかんのん?
いや、バレーボールでもバスケットボールでもええんやけど、バランスボールでは大き過ぎて、ポイントに刺激が入らんし、テニスボールのような小さいボールは刺激が弱いから使わんほうがええと思うわ。使うボールは空気を少し抜いて柔らかくしといた方が、体が緊張せえへんからええで。これは気をつけといてな。
そしたら、床にボールを置いて、お腹のおへそから指2本下の所にボールを当てにいくようにして、額の下に手を置いてうつ伏せになるねん。もしお腹が痛いようなら、調整したらええねんで。無理に辛抱するのは、あかんからな。
リラックスをして、1分間、ゆっくり鼻から吸って口から吐く深呼吸をするねんで。もし、足りんなぁと思ったら、時間は延ばしてもええからね。ただ長い時間やった方がええやろと思って無理したらあかんで。
痛なかったら、ゆっくり左右に揺らしてお腹をほぐしていこか。
気がなんとなく楽になったような感じがするから、伯父さん、久しぶりにビーナスブリッジまで散歩に行ってみよか。
そしたら諏訪神社に行って、それから金星台に寄ってからビーナスブリッジに行こか。
諏訪神社の参道の左にある建物の中に、青く塗られた丸窓の洋館風の建物は、いつ来ても目を引かれるね。
ほんまやな。1962(昭和37)年に発行された『川西 英「神戸百景」』という画文集で紹介されてた位やから、昔から目立ってたんやろな。
参道のきつい坂から見ると、茶色の一番高い所の建物の隣にあるんやね。見晴らしはええやろね。
こんな感じで街並みが見えるんとちがうかな。
一年の無事をお願いしとこね。
そしたら金星台に行ってみよか。
諏訪神社本殿の東側から見える、この街並みの景色は今だけやね。春からは見えにくくなるからね。
金星台から、右に低い桜の木、正面に港とポートタワーが見えるこの景色を見ていると、やっぱり落ち着くなぁ。
春の桜もええ感じになるよ。風が吹くとハラハラと桜が散っていた、去年の4月に撮った写真やけどね。
ポチ、よう見たら桜の蕾があるで。
ほんまや。今年も楽しみやね。ところで、ここが金星台と言われるんは、昔、金星の観測をここでしたからやね。
そうや、1874年(明治7年)に金星の太陽面通過を、長崎、神戸、横浜で欧米各国の観測隊が観測したんや。
その記念碑が山側にあるし、説明してるプレートもあって、そのプレートには観測した時の写真があるよ。
その写真を見ると金星台はハゲ山やで。神戸で六甲山の植林事業が始まったのが1902年(明治35年)やから、金星を観測した1874年(明治7年)は未だ植林をしてなかったんやな。それにこの辺りは、田畑が広がってたんやな。建物でびっしりの今とは違う風景やね、