シニアのモンブランは、レンタルしたストックに助けられ、新神戸「みはらし展望台」から市ヶ原・布引ダム・布引の滝へと周回したのだ。

モンブランの伯父さん、変な格好してるけど何のストレッチ?
あぁ、ポチか。お尻のストレッチや。
床に手足をつけて、膝と膝をしっかりくっつけるねんで。
スマホで動画に撮っといて、あとから見たら、自分がどんな動きをしてるか、よう分かってええね。
うわっ!後姿を見たら、二人とも胴長短足やん。
そしたら、手はそのままの位置で、お尻と腰の力を抜いて、ゆっくりとお尻を床に着けに行くねんで。
お尻が床に着いたら、4~5回腹式呼吸して緊張をとるようにしよか。お尻が床に着かんかってもええから、出来るとこまでお尻を床に近づけたら、そこで腹式呼吸やで。
お尻の外側がストレッチされてるような感じがするんやけど。
それで、ええねんで。どの部分のストレッチでも、息をしながら体の力みをほぐすようにしたら、ええと思うで。

※紹介しているストレッチは You Tube の「Training Lounge【中野崇】股関節の奥までストレッチするテクニック|牛の顔ストレッチ解説編」を参考にしています。こちらで動画を見ることが出来ます。

そやそや、この前は新神戸の「みはらし展望台」から神戸布引ハーブ園まで行った、という事やったけど、どんなんやったん?
うん、天気が良うて日差しがきついから、ロープウェイの「風の丘中間駅」近くでは、コートを脱いで歩いてたな。
ここの門はいつも締まってるけど、イノシシ除けの門やから営業時間中は鍵がかかってなくて、右側の小さい門から入れるんやったね。
そうや、市ヶ原を通らずに摩耶山方面へ行く時に、無料でハーブ園を通り抜けしてハイキング道へ出られるようになってるからな。

※神戸布引ハーブ園のFAQで、ハイキングによる神戸布引ハーブ園へのアクセス案内があります。

「ハーブ園山上駅」の展望エリアから見る見晴らしはええねんけど、中間駅からでも見晴らしはええねんな。それでハーブ園まで来て、それからどうしたん?
まだ歩ける感じやったから、市ヶ原まで行ってみることにしてん。
ハーブ園から15分くらいで「紅葉の茶屋」やね。僕は食べたことはないけど「すき焼き」が名物らしいよ。
天気がええから気持ちええねんやろな。屋根の上で日向ぼっこしてるヤツがおったで。
市ヶ原まで5分くらいやったと思うけど、もうここですき焼き食べて帰ろか、と思わへん?
まぁ、確かにおなかが空いてる時はそう思うなぁ。
この時は、体調や足の様子に気が向いてたから、あんまり食べもんには気がいかんかったなぁ。
櫻茶屋がある所は、新神戸から来た道が六甲全山縦走路に合流する所やから、休みの日はハイキングやトレランの人で賑やかやね。
そやから、休憩もそこそこに来た道を引き返したんやけど、帰り道は布引ダムや布引の滝の方から新神戸へ帰ろと思たんや。
引き返して、さっきの「紅葉の茶屋」を過ぎるとすぐに、左のハーブ園からの道と、右の布引ダムや布引の滝に行く道とが分岐する所があるので、右の道へ行ったんやね。
布引ダムは、水面がキラキラ光ってて、あぁ、ええなぁ、とホッとしたから、ここでしばらく休んでたんや。
ダムの向こうに小さい点みたいなんは、布引ハーブ園のロープウェイやね。
この滝はダムのすぐそばにある「五本松のかくれ滝」やね。
布引ダムの水がオーバーフローした時にだけ流れてくる水で出来る滝やから、かくれ滝と言われてるんやったね。冬にしては珍しく水が流れてるんやね。
ダムから10分程の所に「猿のかずら橋」があるやんか。そやけど、橋に巻かれてたサルナシのツルが、ほとんどなくなってたで。
ほんまに!何年も行ったことがなかったから、僕も知らんかったわ。
2016年10月撮影
「猿のかずら橋」から15分ほど歩いたら、落差が43mの「雄滝(おんたき)」やけど、水が流れててよかったわ。冬場は水が枯れて、しょぼい滝になってる時があるからな。
布引の滝は、一番上流から「雄滝(おんたき)」、滝壺から流れ出ている下の滝が「夫婦滝(めおとだき)」、

ハイキングの道からは見えにくい「鼓ヶ滝(つづみがだき)」、

下の写真の後ろに見える高さ19mの「雌滝(めんたき)」の四つの滝の総称やねんな。

そうや。「雄滝(おんたき)」から10分位歩いたら「雌滝(めんたき)」やったな。
今日の行きは新神戸駅から砂子橋(いさごばし)を渡って、右の道から「みはらし展望台」へ上ったけれど、左の道から5分足らずで「雌滝(めんたき)」へ行けるので、伯父さんとは逆のコースも楽しめると思うよ。ところで、レンタルしたストックはどうやった?
ストックは助かったわ。ストックは持ってるねんけど、ちょっとしたハイキングには使わんようになってたからなぁ。膝や腰の負担が減りそうやから、これからは使おうと思うわ。