ポチとシニアのモンブランの「神戸推しグルメ」:神戸をぐるっと回るニャンコの目

神戸言うたらやっぱり豚まんやね。伯父さんも子供の頃から好きやったんやね。
そやね、最低でも月1回は食べてるかも知れへんね。
豚まんの話はこちらでもしてるんで、読んでもらえたらええなぁ、と思うねんけど。
僕は南京町の「老祥記」のしっかりした味の豚まんが好きやね。
そやな、僕が子供の頃からイメージする豚まんの味に一番近いかも知れへんね。
それと、同じ南京町にある「元祖 ぎょうざ苑」の餃子もええで。
持ち帰りで冷凍の「神戸っこ餃子」を時々買ってるね。
餡はちょっと甘めやけど肉はたっぷり。皮は厚めでモッチリ。そやけどモゴモゴせへんから、なんぼでも食べられそう。味噌ダレが付いててこれがおいしい!
タレがおいしいと言えば、三宮の「さんちか 味ののれん街」にある、「とんかつKYK」の「ヘレとんかつ弁当」もええな。
お店で「ヘレとんかつ」を頂くのが、もちろんおいしいねんけど、どうしても持ち帰りせなあかん時は、これがええね。KYKのとんかつソースがおいしいねん。
TV番組で、ここのとんかつソースを他の店のトンカツにつけたら、ごっつおいしいトンカツになるで、と言うてる人が居てはったで。
弁当と言うたら、駅弁の「淡路屋」の「六甲山縦走弁当」があるね。
これは、JR神戸駅の売店やけど、元町の大丸神戸店や三宮の神戸阪急、三宮センター街、それと新幹線の新神戸駅に売店があるね。
竹の皮の弁当をイメージした弁当箱が楽しいやろ。六甲山でハイキングしてる者やったら、全山縦走はやってみたいな思うから、ええネーミングやね。
写真の弁当は、十穀米のおにぎり、おにぎり、奈良漬け、だし巻き玉子、ごぼう、塩鮭、蛸の柔らか煮、くぎ煮、鶏の甘辛煮、昆布巻き、かまぼこ、さやえんどう、すき焼き、にんじん、が入ってるけど、季節とかで変更はあるみたいやね。
買う人の列が短かかったら、今や!と思わず買ってしまう、神戸阪急の「ピロシキ屋」のピロシキ。昔から、お土産の定番やったね。
一番上がロシアピロシキ、その下がカレーピロシキ、あんピロシキ、カレーチーズピロシキ、一番下が花のワルツ。花のワルツは餡が入っていなくて砂糖がまぶされているけど、その甘さが他のピロシキと相性が良くて、一度食べるとピロシキのあと口に必ず必要になるよ。
見た目とは違って、どれも油ぽっくはないので食べ過ぎに注意やね。
おかずパンのナンバーワンは、「青谷ベーカリー」のロールパン。
パンはコッペパンのように柔らかくはないけれど、フランスパン程硬くは無くて、具材を味わえるほど良い固さで、具材のコールスローに細かく切ったハムが入っているヤサイロール、卵フィリングのタマゴサンド、どちらも気が落ち着くような優しい味やね。
僕は、ドーナッツも一緒に買うようにしてるよ。生地の味がしっかりくるから好きやね。
洋菓子は、「TOOTH TOOTH」かな。行きつけは、生田筋と三宮中央通りの交差点山側にある店やね。
季節によってケーキの種類が変わるのが楽しいね。
店の人が、TOOTH TOOTHを代表するようなケーキですよ、と説明してくれたシャペロンと言う、イチゴのチーズケーキがおいしかったね。バター風味のタルト台が僕の好みやねぇ。
TOOTH TOOTHの近くにある「ケーニヒス クローネ」を代表するのはクローネやけれど、伯父さんは他に好きなもんはある?
そやなぁ、電子レンジで約30秒くらい温めると、チョコの風味がしっかり味わえる「はちみつアルテナミニ」がええなぁ。
ケーニヒスと言えば焼き菓子という事やね。
新神戸にある「プティ・フルール」のシフォンケーキもおいしいね。
上がミルクシフォン、中が紅茶シフォン、下はオレンジシフォンやね。
どのシフォンもフワッとソフトやけどしっとりしてて、紅茶と一緒やと一層風味が立つからお勧めやね。
「プティ・フルール」から歩いて約10分の「アイガー洋菓子店」に、伯父さんの好物のモンブランがあるんよね。
そやねん。米粉ロールケーキの台に黄栗が入っているモンブランやねん。
伯父さんは洋菓子だろうが和菓子だろうが、栗に目がないから栗の季節になると楽しい毎日やね。
うん、まぁな。そやけど、「元町ケーキ」の「ざくろ」も好きやで。
ふんわりしたスポンジに苺とクリームが、伯父さんの、これがケーキや、のイメージにピッタリくるんやね。
そやなぁ、僕のケーキのイメージの出どころは、苺のショートケーキと「ざくろ」の両方かも知れんね。
酒蔵見学で住吉にある「白鶴酒造資料館」へ行った時、「酒蔵甘酒ソフトクリーム」がものすごく美味しかったね。
乳酸菌入り甘酒を使用したソフトクリームやろ。ものすごくなめらかな口あたりでクリーミーやったなぁ。
こうして推しグルメを並べたら、ほとんどが神戸の創業やね。
トンカツのKYKは創業は大阪やけど、とんかつ専門店としての1号店は「さんちか 味ののれん街」やしね。やっぱり子供の頃から食べなれてると言うことが大きな理由かな。