神戸猫のポチとシニアのモンブラン:2024年 京都祇園祭の神幸祭(しんこうさい)はどんなんやろ、と八坂神社まで行ったのだ。

このブログが公開される7月31日は、7月1日に始まった祇園祭の最終日。
最終日の神事として、八坂神社の鳥居に付けられた茅の輪をくぐり、厄をはらう疫神社夏越祭(えきじんじゃなごしさい)が行われました。
詳しくは八坂神社の公式ページをご覧ください。

伯父さん、神幸祭てどんなお祭りなん?
八坂神社の神様である、素戔嗚尊(すさのおのみこと)、櫛稲田姫命(くしなだひめのみこと)、八柱御子神(やはしらのみこがみ)をそれぞれのお神輿に頂いて、四条通の御旅所まで渡御する神事なんや。
八坂神社から出発する時に石段下で神輿を回したり、差し上げたりしてる写真や映像を見た事あるけど、あれやね。
そうや。ひょっとしたら見れるかなと思て来たけど、うわ~、ごっつい人やで。
山鉾巡行の時の四条烏丸付近には、それほど外国人観光客が多いとは思ってなかったけど、八坂神社はえらい多いなぁ。
場所が祇園やし、観光用の旅館、ホテルが多いからかも知れへんね。山鉾巡行の鉾町は普段は仕事をする所、言うたらビジネス街みたいな所やからかな。
それにしても二人とも背が低いから、人しか見えへんな。
先ずは動画をご覧ください。
ここからは、動画で紹介していない事もありますので、引き続きご覧ください。
四条通に久世駒形稚児が居てはるで。
胸に御神体である駒の頭の彫刻を持ってはるから、駒形稚児と言われてるねんて。長刀鉾のお稚児さんが神さんのお使い、綾傘鉾のお稚児さんが鉾の先導やけど、久世駒形のお稚児さんは、神さんそのものなんやて。
四条通の人込みを避けて、花見の時によく来る、マップで赤いポイントがある大和大路通と新門前通の交差点付近で一服してたら、お神輿が来たんでびっくりしたな。
ほんま、お神輿のルートを調べた訳やないのに、近くで見れてラッキーやったなぁ。
「ホイット、ホイット」は、祇園祭でお神輿を担ぐときの掛け声やねんな。
鴨川のマジックアワーはええね。どの季節でも飽きひんね。
一昨年の冬のマジックアワーも良かったねぇ。
ところで伯父さん、暑うて喉が渇いてる時の三条河原町と言えば?
分かってるがな。前は「アサヒスーパードライ」言うて、今は「Beer Thirty」言うてるビアホール、という事やろ。
僕はメニューを見たいから、ポチが欲しいもん決めていったらええで。
そしたら僕は、生ビール・ハーフ&ハーフ(600円・税込)にするわ。伯父さんは?
そやな、生ビール(600円・税込)にするわ。
ビールとソーセージの組み合わせはやっぱりええな。
チョリソー・行者にんにく・バジル・チーズ・粗びき・フランクの6種盛り合わせで(1,880円・税込)
さっきから河原町通に警察官がおるなぁ、と思ってたら、お神輿が通るみたいやで。
まさか、この場所からお神輿が見られるとは思ってなかったから嬉しいな。
窓の外を見てたらビールがすすむなぁ。
ジャガイモの風味いっぱいのジャーマンポテト(680円・税込)はおいしい!
スーパードライ(500円・税込)によう合う。
なんか、気になりまっか?
最後は甘いのんが欲しいので、バニラアイス(350円・税込)やね。
ええ気持ちで表に出たら、路線バスが数珠つなぎやで。えらい事になるねんなぁ。
京都の人は祇園祭の時は、こんなもんや、と思うてはるんやろかなぁ。

河原町三条からホテルのある四条烏丸まで、お神輿が到着した四条通の御旅所に立ち寄って帰ります。

お神輿が到着した四条通の御旅所の様子は前に埋め込んだ動画をご覧ください。

御旅所は、すごい熱気やったな。
お神輿を担いでた人らが、24日(還幸祭)が楽しみや、と言いながら帰って行きはったなぁ。

翌18日、ホテルをチェックアウトして、後祭で巡行のしんがりを務める大船鉾を見に行きます。

辻回しの時の「エンヤラヤ~の音頭取り」みたいな格好になってるで。

「音頭取り」は山や鉾の胴組を組み立て、縄がらみをする「手伝い方(てったいかた)」が努めてはるので、この人らがそうかも知れんな。
大船鉾に行った時は、風もあってしのぎやすかったけど、お昼近くの暑さには参ったね。
昨日の晩と同じ所で昼飲みになったけど、お祭りやから、まぁええか。
来年の祇園祭が、もう楽しみになってきたで。