綾傘鉾の棒振り囃子は祇園祭の宵山でも、正装をして棒を振る赤熊(しゃぐま)や太鼓の巡柱(じんちゅう)は見られないのに、まさか神戸ハーバーランドで見られるとは夢にも思っていませんでした。
囃子方の「八代・睦月十四郎@綾傘鉾囃子方」さんのX(旧Twitter)で知った9月4日以来、祇園祭の推し鉾は綾傘鉾、の神戸猫のPochi(ポチ)とMontblanc(モンブラン)は、17日のその日のために体調を整えるぞ、とまるで自分が演者のように張り切っていました。
その驚きようは、8月12日午後4時頃、京都・川端通の松原橋で「ロバのパン」を見た時とは比べ物にならない位でした。
東の「蒼龍(青龍)」
西の「白虎」
南の「朱雀」
北の「玄武」
とざいとうざい!
これより行いますは棒振り囃子。鉦、笛、太鼓で囃したて、厄を祓いのけるものでございます。
ラジオ関西まつりの増々の盛り上がりと、ご見物の皆様方が心からお楽しみ頂けますよう、七重の膝を八重に折り、隅から隅まで、ず、ず、ずい~っと、乞い願い申し上げ奉ります。
祇園祭の時は赤熊と巡柱の組み合わせがもう一組いて、二組で巡行してるよね。
棒振りは鬼に扮装して、殺されんようにしてるんやて。
3回目までに3時間以上あるので、二人は一服したり買い物をしたりします。
体の熱さもとれてきたので、ショッピングモール「umie」から神戸新聞社側に出て、ハーバーウォークを通って、再びモザイクの高浜岸壁へと向かいます。
ハーバーウォークと並走する狭い水路を抜けて、
信号旗の出ている旧神戸港信号所あたりまで、海の上を進んで行ってたんやね。
京都から鉾や正装の赤熊や巡柱が出て、しかも神戸に来るなんて、目の前にある事が不思議やなぁ。